カイロプラクティックに思いを馳せる
お久しぶりのブログです。
この一週間特にカイロプラクティックについて考えさせられることが多くて記事にしてみようと、重い腰を上げてみました。
最近、本当に多いのですが、
「カイロプラクティックなのにボキボキしないの?」
「ボキボキして欲しいな、、、」
と、本当によく言われます。
今、SNSで骨音やボキボキ動画が流行っている影響でしょうか、、、
うちではカイロプラクティックの形にこだわりすぎない自由なスタイルでやっていますが、カイロプラクティックをこよなく愛している身としてこの事態に黙ってはいられません。
結論を言うと
カイロプラクティックはそもそも関節をボキボキ鳴らしたりするものではありません。
そして骨を元の位置に押し戻したり、動かしたりするものでもありません。
カイロプラクティックとは体(特に脊柱)に適切な刺激を与えることで神経のトーンを整える事です。そうすることで、イネイト(簡単に言うと自然治癒力)を叩き起こし、イネイトが体の修正をしてくれるのです。
ここでいう適切な刺激とは、決してボキボキではないのです。
そもそもカイロプラクティックの生みの親であるD.Dパーマーやカイロプラクティックを発展させたB.Jパーマーはボキボキなんかしていませんでした。
そもそもが危険です。
実際に意味もなくボキボキを受けてきた方の体を多く見てきましたが、頸椎はガタガタ、ハイパーモビリティ(動きすぎる)、骨盤の仙腸関節が腫れてる、急激な捻りによるヘルニアなどなど取り返しのつかない状態になっています。
パフォーマンス重視の今の現状に危機感を覚えています。
とにかく、むやみやたらにボキボキしたらいけませんよ!!
そんな僕もカイロプラクティックを学び始めて、はや九年。
日々、勉強を重ねてますが、カイロプラクティックの奥深さを思い知らされます。
知らないことだらけ、できないことだらけです。
毎日毎日、まだまだな自分に嘆いてます。
おそらくカイロプラクティックの探究の旅は一生かかっても終わらない、、、そんな気がします、、、